2012年4月12日木曜日

滋賀医大 旧第3内科(医局スタッフ紹介)


内科学講座(糖尿病・腎臓・神経内科)
教授 前川 聡
             指導医、昭和56年卒(1期生)
             出身大学:滋賀医科大学 医学部

「全身を診ることができる良質な内科医、また、血管病変、感染症を総合的に判断できる総合内科医」を育成し、将来、糖尿病専門医、内分泌疾患専門医として活躍できる人材を養成することを目的に研修を行います。さらに、ゲノム医化学、再生医療の促進を目指した活力ある医師を養成することができればと考えます。将来、糖尿病専門医あるいは内分泌代謝専門医として、「Bed side to Bench & Bench to Bed side」の素養のある内科医の育成を目指したいと考えます。
 今や40歳以上の10人に1人が糖尿病です。さらに、メタボリックシンドロームの概念が定着し、動脈硬化症を予防することが今後の重要な課題であり我々の責務です。新しいカテゴリーの薬剤開発も目覚しく、個々の症例に合わせたテーラーメイド医療の開発は我々の腕の見せ所です。我々と一緒に、将来、内分泌代謝疾患、特に、糖尿病のスペシャリストを目指しましょう。

J-GLOBAL

[Obesity as risk for developing diabetes]
Maegawa H, Kashiwagi A.
Nippon Rinsho. 2009 Feb;67(2):339-43. Japanese.

 

西尾 善彦(准教授 糖尿病内分泌内科、指導医、昭和60年卒)
               出身大学:滋賀医科大学 医学部

 滋賀医科大学旧第三内科医局長の西尾です。自己紹介をしますと、私は入局後、大学院を卒業していったん大学を離れ、3年半一般内科の臨床を経験した後、米国のジョスリン糖尿病センターで2年あまり研究生活を送りました。その後の15年間は大学で主に糖尿病の臨床と研究に携わってきました。その間目覚ましい医学の進歩があり、医学知識の集積がありましたが、実際には様々な患者さん、研修医、大学院生の方と幅広い仕事ができたことが私の財産だと感じています。内科の教室はいろんな個性のある人たちの集団であるのが良いと聞いた事がありますが、その意味で旧第三内科は様々な方面に関心を持つ個性派集団だと言えるのではないかと思っています。私自身は代謝に興味があったことと医局の野球チームで活躍できそう なので入局を決めましたが、多彩な希望にそってもらえる懐の広い教室だと感じています。今は私の25年間の財産を共有できる個性豊かな後輩たちが次々と入局してきてくれることをひたすら期待しています。

J-GLOBAL

[Practice guidelines for treatment of diabetes mellitus and indicator of the blood glucose control--new standardization of HbA1c]
Nishio Y, Kashiwagi A.
Nippon Naika Gakkai Zasshi. 2009 Apr 10;98(4):725-30

 


感情を制御する方法
宇津 貴(講師 腎臓内科診療科長 血液浄化部 部長、指導医、昭和63年卒)
               出身大学:滋賀医科大学 医学部

 専門性の高い医療を行なうのみではなく、広い視点から総合的に患者さんを診ることもできる医師になりたくありませんか?腎臓は全ての臓器と密接に関わっているため、腎臓を理解することができれば全身を知ることができます。当科では、水・電解質代謝、高血圧、血尿・蛋白尿から透析まですべての腎疾患、糖尿病、内分泌疾患、神経疾患の診療を行なっているため、幅広い経験ができます。腎臓、透析、高血圧、糖尿病などの専門医を取得後は、専門領域での診療、総合的な診療、研究など、いろいろな選択肢があります。あなたの可能性を拡げてみませんか。

J-GLOBAL

Target for glycemic control in type 2 diabetic patients on hemodialysis: effects of anemia and erythropoietin injection on hemoglobin a.
Uzu T, Hatta T, Deji N, Izumiya T, Ueda H, Miyazawa I, Kanasaki M, Isshiki K, Nishio T, Arimura T.
Ther Apher Dial. 2009 Apr;13(2):89-94.

 

川合 寛道(講師 神経内科 診療科長、指導医、平成元年卒)
               出身大学:滋賀医科大学 医学部

 今年の4月から神経内科診療科長をしている川合です。平成元年に滋賀医大で研修を開始し、その後大阪厚生年金病院で学外研修を(この時は腎臓内科のレジデントとして)行いました。私が研修医だった20年前には6C病棟で多発性硬化症や重症筋無力症などの患者さんに出会う事は稀だったのですが、その後の寺田、前田先生の時代を経て病棟でも外来でもこういった患者さんに常時お目にかかるようになり、私自身も神経疾患の面白さに少しずつ惹かれていく様になりました。t-PAの投与を必要とする脳血管障害から、多発性硬化症などの脱髄疾患、重症筋無力症やギラン・バレー症候群のような神経免疫疾患、パーキンソン病やALSのような変性疾患まで我々が診る患者さんは内科全般に匹敵するほどのバラエティに富んでいます。昔� ��イメージが強かったのか、結構最近まで「神経内科でMSは診ておられますか?」などという親切な!ご質問を受けることがあり(それって循環器内科医に君は狭心症診れる?って聞くようなものだと思うのですが…)悔しい思いをした事もありましたが、今では私達の神経内科での研修の最大の特徴は、このバラエティに富んだ神経疾患を実にバランスよく診られる事だと考えています。私の経歴からも分かるように内科的な基礎の上に神経疾患を診たいという方にはお勧めの科だと思います。

J-GLOBAL

Microhemorrhages in a patient with reversible posterior leukoencephalopathy syndrome.
Kawai H, Nakamura H, Sanada M, Kitahara S, Maeda K.
Neurology. 2006 Nov 14;67(9):1712.

 

卯木 智(学内講師 糖尿病内分泌内科、外来医長、指導医、平成2年卒)
              出身大学:滋賀医科大学 医学部


散歩時間を短縮する方法

 同じ病気でも、個々の患者さんが抱える問題は様々です。従って、治療方針は決して画一的なものではなく、正しい答えはひとつとは限りません。検査所見のみを見て、治療方針をたてようとしてもうまくゆきません。特に生活習慣病に取り組む者は、患者さんの生活、環境、考え方など、様々なことを考慮する必要があります。患者さんの血糖値やホルモン値を見るだけでなく、全身をトータルに診なければいけません。それが内科医の仕事だと思っています。そのような内科医を育てたいと考えています。我々は、腎臓内科、神経内科とともに診療していますので、いつでもコンサルトできる環境にあり、非常に恵まれた環境だと思っています。また、臨床をしていると次々に新しい発見や疑問が生まれます。それらは研究によっ� ��しか答えがでません。臨床から研究へ。我々は常に目的意識、やる気をもって仕事をしています。

J-GLOBAL

Protein phosphatase 2A negatively regulates insulin's metabolic signaling pathway by inhibiting Akt (protein kinase B) activity in 3T3-L1 adipocytes.
Ugi S, Imamura T, Maegawa H, Egawa K, Yoshizaki T, Shi K, Obata T, Ebina Y, Kashiwagi A, Olefsky JM.
Mol Cell Biol. 2004 Oct;24(19):8778-89.

 

一色 啓二(学内講師 腎臓内科 血液浄化部副部長、指導医、平成4年卒)
                出身大学:滋賀医科大学 医学部

 血液浄化部の副部長をしています一色です。滋賀医大卒業後、旧第3内科に入局、滋賀医大附属病院・大阪労災病院で卒後研修をおこないました。その後糖尿病性腎症の発症・進展機構の解明をテーマに大学院生として4年間、大学院終了後は米国ボストンのジョスリン糖尿病センターに留学させていただく機会を得て3年間、あわせて7年間研究生活に没頭しました。帰国後は滋賀医大附属病院透析部(現血液浄化部)医員・助教として腎不全・透析治療を主に臨床・研究に携わっております。"透析""血液浄化"ってちょっと"疎遠"なイメージがありますが、いえいえ、すべての診療科に関わる"緊密"なものです。いろいろな機会や場面で他の診療科の先生方と相談・検討することで、様々なことを教わり、学び、考え、日 々の腎臓内科・血液浄化診療を行っています。「透析や血液浄化について相談・質問がある。」そんな時は、どうぞ気軽にご連絡ください。(2000.6〜2003.5 Harvard University, Joslin Diabetes Center へ留学)

J-GLOBAL

Thiazolidinedione compounds ameliorate glomerular dysfunction independent of their insulin-sensitizing action in diabetic rats.
Isshiki K, Haneda M, Koya D, Maeda S, Sugimoto T, Kikkawa R.
Diabetes. 2000 Jun;49(6):1022-32.

 

金崎 雅美(特任助教 腎臓内科 血液浄化部、指導医、平成9年卒)
              出身大学:滋賀医科大学 医学部


耳が成長し続けるのですか?

 私は滋賀医科大学を卒業後、旧第3内科に入局し大学病院で2年間研修しました。その後、東大阪市立総合病院のレジデントとして一般内科・腎臓内科を経験しました。その後は大学院に進み、糖尿病性腎症と女性ホルモンの関係をテーマとして4年間研究生活を送りました。現在は当院の腎臓内科・血液浄化部で臨床に携わっておりますが、腎臓内科だけでなく、研修医の頃に内分泌代謝、神経内科の勉強をしたことが、今も臨床をする上で役に立っていると感じることがあります。
 最近では、血液透析を介して様々な科の指導医や研修医の皆さんと接するため、透析のみならず電解質異常や水分管理等について他科の先生から相談を受けることもあります。力不足でお役に立てないこともありますが、そういったコンサルトを受けるのは腎臓内科冥利に尽きると考え、ご期待に添えるよう努力していきたいと思っています。
 また、当科は女性医師が比較的多く、結婚・出産を経てなお第一線で活躍される先輩が沢山おられます。私自身の経験からも、当科では仕事と家庭をうまく両立することが可能だと思います。仕事も家庭もどちらも犠牲にしたくない欲張りな人には、お薦めの診療科です。

J-GLOBAL

Estrogen and raloxifene, a selective estrogen receptor modulator, ameliorate renal damage in db/db mice.
Chin M, Isono M, Isshiki K, Araki S, Sugimoto T, Guo B, Sato H, Haneda M, Kashiwagi A, Koya D.
Am J Pathol. 2005 Jun;166(6):1629-36.

 

阪上 芳男(助教 神経内科 リハビリテーション部、指導医、平成9年卒)
              出身大学:滋賀医科大学 医学部

  高齢化社会が進むとともに脳血管障害の有病率は増加し、厚生労働省の2002年患者調査では患者数は136万にのぼると推計されています。脳血管障害には脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などが含まれますが、近年の医療の進歩により予後は改善されてきたとはいえ、手術・投薬のみで後遺症なく改善することは稀です。
 また、脳血管障害により起こる症状は手足の麻痺症状のみならず、嚥下障害や呂律困難、会話が困難になる失語症、麻痺がないのに動作をうまくおこなえない失行、片側半分の世界を認識できない半側空間無視など多岐に渡り、これらの後遺症に苦しむ患者様は決して少なくありません。
 リハビリ科では脳血管障害発症後、加えてギラン・バレー症候群などのいわゆる炎症性神経疾患を発症された患者様を対象に、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が連携を取りながら時には急性期治療担当科とも連絡を取りつつリハビリテーションを行い後遺症の回復を図ります。また、ソーシャルワーカーにも早期に介入してもらい、不安なく退院を迎えられるよう支援します。

Amelioration of retarded neurite outgrowth of dorsal root ganglion neurons by overexpression of PKCdelta in diabetic rats.
Sakaue Y, Sanada M, Sasaki T, Kashiwagi A, Yasuda H.
Neuroreport. 2003 Mar 3;14(3):431-6.

 

近藤 慶子(管理栄養士、平成17年卒)
          出身大学:同志社女子大学大学院


 主に、糖尿病を対象とした臨床研究を行っています。大学では栄養学を学んでいました。大学の時から臨床栄養学に興味を持っており、修士課程で臨床栄養の研究に携わりさらに研究を続けたいと思い、本学大学院博士課程に入学しました。大学院修了後も引き続き研究を続けています。医学部で研究する栄養士は珍しいと思いますが、研究を進める中で医師の考え方や視点を知ることができ、多くのことを学んでいると感じております。栄養の研究はなかなか結果が出にくく難しいもので、研究デザイン・統計手法をどのようにすれば結果を見やすいか、試行錯誤の毎日です。実際の臨床現場で役立つような研究を行い、患者さんにより有効な栄養療法を提案することを目指して研究に取り組んでいきたいと思っています。

Effects of a fish-based diet on the serum adiponectin concentration in young, non-obese, healthy Japanese subjects.
Kondo K, Morino K, Nishio Y, Kondo M, Fuke T, Ugi S, Iwakawa H, Kashiwagi A, Maegawa H.
J Atheroscler Thromb. 2010 Jun 30;17(6):628-37.

 

佐々木 美菜(事務補佐員)
                 出身大学:滋賀医科大学 医学部

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中村 理恵(事務補佐員)
                 出身大学:滋賀医科大学 医学部

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